2010年10月15日金曜日

なか‐ば【半ば】

[名]

1 全体を二つに分けた、その一方。半分。「敷地の―を人手に渡す」

2 一定の距離・期間などの中間のあたり。「枝を―から切り落とす」「五月の―」「人生の―」

3 ある物事の途中。ある物事をしている最中。「式典の―で退席する」「志―で挫折する」

[副]

1 半分ほど、ある状態になっているさま。「―あきれ、―感心する」

2 完全にではないが、かなりの程度。ほとんど。「―観念している」

なんら‐か【何▽等か】

[副]

1 なにか。なにがしか。「―の参考にはなるだろう」

2 いくらか。「―の可能性はある」

かしら【頭】

[名]

1 人間や動物の首から上の部分。あたま。こうべ。「尾―つき」「―、右」「―に霜を置く」

2 髪の毛。頭髪。「―を剃(そ)る」

3 物のいちばん上、または先の部分。先端。「八歳を―に三人の子持ち」

4 一団の人々を統率する人。統領。特に、鳶職(とびしょく)・大工・左官など職人の親方。

5 (「首」とも書く)人形の首から上の部分。特に、人形浄瑠璃の人形の頭部。「―を遣う」

6 能で扮装に用いる仮髪。前は顔までかかり、横は両肩に垂れ、後ろは背丈に及ぶ長いもの。黒頭・赤頭・白頭があり、役によって使い分ける。「獅子(しし)―」

7 もつ焼きで、豚の頭部の肉。

[接尾]助数詞。

1 動物を数えるのに用いる。

2 仏像を数えるのに用いる。

3 烏帽子(えぼし)など頭にかぶるものを数えるのに用いる。

4 人の上に立つ者、特に大名などを数えるのに用いる。

はず・む〔はづむ〕【弾む/▽勢む】

[動マ五(四)]



①弾力のある物が何かに当たって、反動の力で逆方向に勢いよくはねかえる。はねあがる。「このボールはよく―・む」

②勢いに乗って調子づく。活気を帯びる。「―・んだ声で話をする」「希望に心が―・む」

③呼吸が激しくなる。荒くなる。「息を―・ませて駆ける」

2 気前よく金品を余計に出す。奮発する。「チップを―・む」

ねこ‐ぜ【猫背】

首をやや前に出し、背を丸めた姿勢。また、そのようなからだつき。

み‐か・ける【見掛ける】

[動カ下一][文]みか・く[カ下二]目にとめる。「あの人はよく駅で―・ける」

なれなれ‐し・い【×馴れ×馴れしい】

[形][文]なれなれ・し[シク]

1 非常に親しいようすである。「―・く軽口を交わす」

2 ぶしつけである。遠慮がなさすぎる。「上司に―・い口をきく」

[派生] なれなれしげ[形動]なれなれしさ[名]

つら・ねる【連ねる/▽列ねる】

[動ナ下一][文]つら・ぬ[ナ下二]

1 1列に、また順番に並べる。「軒を―・ねる家々」「翼を―・ねて飛ぶ」

2 関係者の一人として仲間に入る。その団体の一員として加わる。「名簿に名を―・ねる」

3 つなぎ続ける。次から次に言う。「美辞麗句を―・ねる」

なら・べる【並べる/▽双べる】

[動バ下一][文]なら・ぶ[バ下二]

1 並んだ状態に位置させる。列をなすように位置させる。また、隣り合わせに置く。「二列に―・べる」「肩を―・べて歩く」「机を―・べて勉強した間柄」

2 ひきあててその優劣を比べる。「芭蕉と蕪村を―・べて論じる」

3 いくつも、またいろいろなものを次々と置く。「碁石を―・べる」「食卓に料理を―・べる」

4 次々といくつもあげて言う。「欠点を―・べる」

5 時間的に続ける。連続させる。

[用法] ならべる・つらねる―― 「美辞麗句を並べる(連ねる)」「軒を並べる(連ねる)」など、列にして位置させる意では相通じて用いられる。◇「並べる」は、列を作って位置させること。「机を五列に並べる」「机の上に開いた本を並べて調べる」◇「連ねる」は縦でも横でも1列に位置させること。ばらばらの状態には使わない。「車を連ねて行進する」「名簿に名を連ねる」など。◇類似の語に「配列する」「羅列する」がある。「配列する」は、ある基準に従ってきちんと並べること。「五十音順に配列する」「メーカー別に商品を配列する」など。「羅列する」は、やたらに、またずらりと並べること。「無意味な文字を羅列してもしようがない」

[下接句] 肩を並べる・轡(くつわ)を並べる・机を並べる・軒を並べる・不平を並べる・枕(まくら)を並べる

なら・ぶ【並ぶ/▽双ぶ/▽列ぶ】

[動バ五(四)]

1 列などをつくって位置する。また、隣り合う。つらなる。「切符を買いに―・ぶ」「店に品物が―・んでいる」「―・んで座る」

2 二つのものが一緒に存在する。力の程度に優劣がなく、対等である。匹敵する。「実力、人気ともに―・ぶ」「彼に―・ぶ者はいない」

[可能] ならべる

[動バ下二]「ならべる」の文語形。

て‐ごたえ〔‐ごたへ〕【手▽応え/手答え】

1 打ったり突いたりしたときなどに手にかえってくる感じ。「打った瞬間にホームランの―があった」「確かな―」

2 こちらの働きかけに対する好ましい、あるいは確かな反応。「注意してもさっぱり―がない」

なげ‐か・ける【投(げ)掛ける】

[動カ下一][文]なげか・く[カ下二]

1 投げて掛ける。「帽子を―・ける」

2 相手に届くように送る。「熱い視線を―・ける」

3 相手や関係のある方面に問題などを提起する。「疑問を―・ける」

4 寄りかかるようにする。「身を―・ける」

5 投げるようにして着せかける。「肩に羽織を―・ける」

まかり‐とお・る〔‐とほる〕【▽罷り通る】

[動ラ五(四)]

1 「通る」「通用する」を強めていう語。わがもの顔で通る。堂々と通用する。「あんなことが―・るとは世も末だ」

2 「通る」の謙譲語。通り行く。

み‐ばえ【見映え/見栄え】

見た感じがよいこと。外観がよく見えること。「―のする衣装」

ひさし・い【久しい】

[形][文]ひさ・し[シク]

1 長い時間がたっている。「―・く姿を見ない」「故郷を離れてから―・い」

2 しばらくぶりである。久しぶりである。「これはまた、お―・いことで」

3 時間がかかっている。

4 ありふれている。変わりばえがしない。

5 なじみである。

うっかり

[副](スル)

1 ぼんやりして注意が行き届かないさま。「―(と)秘密をしゃべる」「―して大事な物を置き忘れた」

2 心をひかれて他に注意の向かないさま。うっとり。

さ・める【冷める】

[動マ下一][文]さ・む[マ下二]

1 熱い物が熱を失う。熱せられたものの温度が下がる。「スープが―・める」「御飯が―・める」

2 高まっていた感情や興味が衰えたり薄らいだりする。「愛情が―・める」「ゴルフ熱が―・める」

ひや・す【冷(や)す】

[動サ五(四)]

1 冷えた状態にする。つめたくする。「麦茶を―・す」「患部を氷で―・す」

2 気持ちの高ぶりを鎮める。冷静にする。「興奮した頭を―・す」

3 ひやりとさせる。ぞっとさせる。「恐ろしさに肝を―・す」

[可能] ひやせる

ひ・える【冷える】

[動ア下一][文]ひ・ゆ[ヤ下二]

1 温度が下がってあたたかさが失われる。つめたくなる。また、気温がひどく下がる。つめたく、または寒く感じる。「腰が―・える」「―・えたビール」「朝晩は―・える」《季 秋》

2 あるものに対する熱意・興味などがなくなってしまう。また、うまくいっていた関係がわるくなる。不況になることにも言う。「仲が―・える」「両国の関係が―・える」「消費が―・える」

やと・う〔やとふ〕【雇う/×傭う】

[動ワ五(ハ四)]

1 賃金を払って人を使う。また、料金を払って乗り物などを使う。「人を―・う」「ハイヤーを―・う」

2 借りて使う。借用する。

[可能] やとえる