[動バ下一][文]なら・ぶ[バ下二]
1 並んだ状態に位置させる。列をなすように位置させる。また、隣り合わせに置く。「二列に―・べる」「肩を―・べて歩く」「机を―・べて勉強した間柄」
2 ひきあててその優劣を比べる。「芭蕉と蕪村を―・べて論じる」
3 いくつも、またいろいろなものを次々と置く。「碁石を―・べる」「食卓に料理を―・べる」
4 次々といくつもあげて言う。「欠点を―・べる」
5 時間的に続ける。連続させる。
[用法] ならべる・つらねる―― 「美辞麗句を並べる(連ねる)」「軒を並べる(連ねる)」など、列にして位置させる意では相通じて用いられる。◇「並べる」は、列を作って位置させること。「机を五列に並べる」「机の上に開いた本を並べて調べる」◇「連ねる」は縦でも横でも1列に位置させること。ばらばらの状態には使わない。「車を連ねて行進する」「名簿に名を連ねる」など。◇類似の語に「配列する」「羅列する」がある。「配列する」は、ある基準に従ってきちんと並べること。「五十音順に配列する」「メーカー別に商品を配列する」など。「羅列する」は、やたらに、またずらりと並べること。「無意味な文字を羅列してもしようがない」
[下接句] 肩を並べる・轡(くつわ)を並べる・机を並べる・軒を並べる・不平を並べる・枕(まくら)を並べる