2010年10月20日水曜日

よ・る【寄る】

[動ラ五(四)]

1 ある人・物やある所に向かって近づく。近寄る。「彼女のそばに―・る」「たき火の近くに―・る」

2 1か所に集まる。一緒になる。「親類が―・って相談する」「三人―・れば文殊の知恵」

3 ある所へ向かう途中で、他の所を訪れる。立ち寄る。「出社前に得意先に―・る」「帰りに飲みに―・る」

4 片方の端へ近づく。また、一方の側にかたよる。「部屋の隅に―・る」「西に少し―・った地域」

5 (「倚る」「凭る」とも書く)もたれかかる。「縁側の柱に―・って庭を見る」

6 数が加わる。多くなる。重なる。「しわが―・る」「年が―・る」

7 考えがそこに至りつく。思い及ぶ。「思いも―・らない大事件」

8 相撲で、組んだ体勢で相手を押し進む。「腰を落として―・る」

9 相場で、立ち会いの最初の取引が成立する。「五円高で―・る」

10 気持ちが傾く。

11 なびき従う。服する。

12 味方になる。

13 寄進される。寄付される。

14 神霊や物の怪などが乗り移る。

[可能] よれる

[下接句] 秋の鹿(しか)は笛に寄る・思いも寄らない・女の足駄にて作れる笛には秋の鹿寄る・目の寄る所へは玉も寄る