2010年10月20日水曜日

しの・ぶ【忍ぶ】

《上代は上二段活用。平安時代になって「偲(しの)ぶ」と混同し、四段にも活用》

[動バ五(四)]

1 つらいことをがまんする。じっとこらえる。耐える。「恥を―・んで申し上げます」「不便を―・ぶ」

2 自分の存在や行いを、人に気付かれないようにする。外から見えないようにして身を置く。隠れる。「人目を―・んで通う」「―・ぶ恋」「世を―・ぶ」「物陰に―・ぶ」

[可能] しのべる

[動バ上二]

1 (現代語に残存したものとして、ふつう「…にしのびず」「…にしのびない」など打消しの語を伴った形で用いる)救ってやりたい、捨てるに惜しい、といった気持ちを現したいのを押さえる。こらえる。「正視するに―・びず」「たっての願いを断るのは―・びないが」→しのびない

2 1に同じ。

3 2に同じ。