2010年10月19日火曜日

うるさ・い【▽煩い/五=月=蠅い】

[形][文]うるさ・し[ク]

1 物音が大きすぎて耳障りである。やかましい。「隣の話し声が―・い」

2 注文や主張や批評などが多すぎてわずらわしく感じられる。細かくて、口やかましい。「―・い小姑(こじゅうと)」「規則が―・い」「ワインにはなかなか―・い」

3 どこまでもつきまとって、邪魔でわずらわしい。また、ものがたくさんありすぎて不愉快なさまにもいう。しつこい。「ハエが―・くつきまとう」「この写真はバックが―・い」

4 いやになるほどにすぐれている。

5 いやになるほどに、こまごまといきとどいている。

6 技芸がすぐれている。

◆古くは、いきとどいて完全であるさまを、わずらわしく感じる意と、よしとする意の両面からいった。

[派生] うるさがる[動ラ五]うるさげ[形動]うるささ[名]

[用法] うるさい・やかましい―― 「人々の叫ぶ声がうるさい(やかましい)」「窓を打つ風の音がうるさい(やかましい)」「ブルドーザーの音がうるさい(やかましい)」のように、不快に感じる声・物音・騒音などには相通じて用いられる。◇「蚊のブーンという羽音がうるさい」など、必ずしも大きな音ではないが、わずらわしく感じられるときは「うるさい」が用いられる。◇また、「うるさい」は「規制がうるさい」「世間がうるさい」「髪が長すぎて、うるさい」「装飾がごてごてとうるさい」など、音以外の不快なものにも用いられる。◇「親がうるさい(やかましい)」「味にうるさい(やかましい)」「時間にうるさい(やかましい)」など、「あれこれ言う」の意味では相通じて使われるが、「やかましい」のほうががみがみ言う度合いが強い感じである。