2010年10月20日水曜日

おお・う〔おほふ〕【覆う/▽被う/×蔽う/×蓋う/×掩う】

[動ワ五(ハ四)]

1 あるものが一面に広がりかぶさってその下のものを隠す。「雲が山の頂を―・う」「落ち葉に―・われた道」

2 表面にある物を広げて、その物を外界からさえぎられた状態にする。「ベールで顔を―・う」「目を―・うばかりの惨状」

3 すみずみまで行き渡って、いっぱいに満たす。「あたりは闇(やみ)に―・われた」「場内を―・う熱気」

4 本当のことがわからないように、つつみ隠す。

5 全体をつつみ含む。「これを、ひと言で―・えば…」

6 広く行き渡らせる。

[可能] おおえる

[用法] おおう・かくす―― 「おおう」は、表面に何かを広げて、中の物を隠したり、保護したりする動作。「布団をシーツでおおう」◇「隠す」は他人の目に触れないようにすることに重点があり、「両手で顔を隠す」は、両手で顔をおおって顔が見えないようにすること。◇見つからないようにしまい込んだりするのも「隠す」。「おおう」という方法で「隠す」のが「おおいかくす」で、この場合「かくしおおう」とはならない。◇類似の語に「かぶせる」がある。「かぶせる」は「帽子をかぶせる」「ふとんをかぶせる」のように上に何かをのせて、下の物を見えないようにしたり、保護したりすること。