《「背(そ)向く」の意》
[動カ五(四)]
1
①取り決めたことや目上の人の考え・命令などに従わずに反抗したり反対したりする。さからう。「約束に―・く」「親の言いつけに―・く」
②謀反する。はむかう。「主君に―・く」
2 世間や、ある人のもとから離れて行く。去る。離反する。「世を―・く(=出家スル)」「妻にまで―・かれる」
3 予想されることと反対の結果になる。「四番打者の名に―・かぬ大活躍」「ファンの期待に―・く」
4 その方向に背中を向ける。
[可能] そむける
[動カ下二]「そむける」の文語形。
[用法] そむく・さからう―― 「親に背く(逆らう)」「主人の意に逆らう(背く)」などの場合、目上の人の言うことを聞かないの意では相通じて用いられる。◇「そむく」は、反抗の意思を言葉よりも行動で表す方に重点がある。「期待にそむく」「約束にそむく」「…の名にそむく」などの使い方は、「さからう」にはない。◇「さからう」は、反抗の意思を言葉や行動で表すことで、「上司にさからって左遷される」は、従わないことから口答えまでを背景に含んでいる。◇「川の流れにさからって泳ぐ」の使い方は「そむく」にはない。◇類似の語「たてつく」は、よりはっきりと反対の意思を言葉と行動に表すことで、特定の対象にしぼられる。「権力(教師)にたてつく」
2010年11月15日月曜日
さから・う〔さからふ〕【逆らう】
[動ワ五(ハ四)]
1 物事の自然の勢いに従わないで、その逆の方向に進もうとする。「風に―・って進む」「運命に―・って生きる」「時流に―・う」
2 目上の人の意見などに従わないで、反抗する。はむかう。たてつく。「親に―・って進学する」「命令に―・う」「神の意思に―・う」
[可能] さからえる
1 物事の自然の勢いに従わないで、その逆の方向に進もうとする。「風に―・って進む」「運命に―・って生きる」「時流に―・う」
2 目上の人の意見などに従わないで、反抗する。はむかう。たてつく。「親に―・って進学する」「命令に―・う」「神の意思に―・う」
[可能] さからえる
2010年11月10日水曜日
てき【敵】
1 戦い・競争・試合の相手。「大国を―に回して戦う」「―の意表をつく」「―をつくりやすい言動」⇔味方。
2 害を与えるもの。あるものにとってよくないもの。「民衆の―」「社会の―」「ぜいたくは―だ」
3 比較の対象になる相手。「―のほうがもてる」「弁舌にかけては彼の―ではない」
4 遊里で、客と遊女とが互いに相手をさしていう語。相方。おてき。
5 (「的」とも書く。代名詞的に用いて)多少軽蔑して、第三者をさしていう語。やつ。やつら。
[用法] 敵(てき)・かたき―― 自分にとって害をなすもの、滅ぼすべき相手の意では「敵」も「かたき」も相通じて用いられるが、普通は「敵」を使う。「かたき」はやや古風ないい方。◇ 「敵」は戦争・競争・試合の相手全般について使う。「敵を負かす」「敵に屈する」「敵が多い」◇争いなどの相手の意で使う「かたき」は、「恋がたき」「商売がたき」「碁(ご)がたき」のように複合語として用いられることが多い。◇深い恨みを抱き、滅ぼしたいと思う相手の意では「かたき」を使う。「親のかたきを討つ」「父のかたきを取る」「目のかたきにする」など。◇類似の語に「あだ」がある。「かたき」と同じように使われ、「あだ(かたき)討ち」などという。ただし「恩をあだで返す」は「かたき」で置き換えられない。
2 害を与えるもの。あるものにとってよくないもの。「民衆の―」「社会の―」「ぜいたくは―だ」
3 比較の対象になる相手。「―のほうがもてる」「弁舌にかけては彼の―ではない」
4 遊里で、客と遊女とが互いに相手をさしていう語。相方。おてき。
5 (「的」とも書く。代名詞的に用いて)多少軽蔑して、第三者をさしていう語。やつ。やつら。
[用法] 敵(てき)・かたき―― 自分にとって害をなすもの、滅ぼすべき相手の意では「敵」も「かたき」も相通じて用いられるが、普通は「敵」を使う。「かたき」はやや古風ないい方。◇ 「敵」は戦争・競争・試合の相手全般について使う。「敵を負かす」「敵に屈する」「敵が多い」◇争いなどの相手の意で使う「かたき」は、「恋がたき」「商売がたき」「碁(ご)がたき」のように複合語として用いられることが多い。◇深い恨みを抱き、滅ぼしたいと思う相手の意では「かたき」を使う。「親のかたきを討つ」「父のかたきを取る」「目のかたきにする」など。◇類似の語に「あだ」がある。「かたき」と同じように使われ、「あだ(かたき)討ち」などという。ただし「恩をあだで返す」は「かたき」で置き換えられない。
かたき【敵/×仇】
《「かた」は対比するものの片方の意で、本来は相手を広くいう》
1 勝負や争いの相手。競争相手。「商売上の―」「碁―」
2 恨みのある相手。あだ。仇敵(きゅうてき)。「―を取る」「父の―を討つ」
3 戦での相手。てき。
4 結婚の相手。配偶者。
[下接語] 目の敵(がたき)色敵・伯父敵・恋敵・碁敵・実(じつ)敵・商売敵・職敵・世話敵・立て敵・端(は)敵・半道(はんどう)敵・平敵・女(め)敵
1 勝負や争いの相手。競争相手。「商売上の―」「碁―」
2 恨みのある相手。あだ。仇敵(きゅうてき)。「―を取る」「父の―を討つ」
3 戦での相手。てき。
4 結婚の相手。配偶者。
[下接語] 目の敵(がたき)色敵・伯父敵・恋敵・碁敵・実(じつ)敵・商売敵・職敵・世話敵・立て敵・端(は)敵・半道(はんどう)敵・平敵・女(め)敵
つき‐と・める【突(き)止める】
[動マ下一][文]つきと・む[マ下二]
1 不明な点や疑問点などを、徹底的に調べて明らかにする。また、調べてさがしだす。「原因を―・める」「犯人の隠れ家を―・める」
2 突いてしとめる。突き殺す。
1 不明な点や疑問点などを、徹底的に調べて明らかにする。また、調べてさがしだす。「原因を―・める」「犯人の隠れ家を―・める」
2 突いてしとめる。突き殺す。
2010年11月8日月曜日
2010年11月7日日曜日
はじ・く【▽弾く】
[動カ五(四)]
1 曲げた物が元に戻る力で打つ。また、はね飛ばす。「おはじきを―・く」「爪先で弦を―・く」
2 寄せつけない。受けつけない。はねのける。「このレーンコートはよく水を―・く」「鋼鉄の板が銃弾を―・く」
3 そろばん玉を指で動かす。転じて、計算する。「そろばんを―・く」「損得を―・いてみる」
[可能] はじける
[動カ下二]「はじける」の文語形。
1 曲げた物が元に戻る力で打つ。また、はね飛ばす。「おはじきを―・く」「爪先で弦を―・く」
2 寄せつけない。受けつけない。はねのける。「このレーンコートはよく水を―・く」「鋼鉄の板が銃弾を―・く」
3 そろばん玉を指で動かす。転じて、計算する。「そろばんを―・く」「損得を―・いてみる」
[可能] はじける
[動カ下二]「はじける」の文語形。
はじき‐だ・す【▽弾き出す】
[動サ五(四)]
1 はじいて外へ出す。「指先で―・す」
2 のけ者にして追い出す。仲間はずれにする。「グループから―・される」
3 そろばんをはじいて計算する。「総額を―・す」
4 費用を工面する。「遊ぶ金を―・す」
1 はじいて外へ出す。「指先で―・す」
2 のけ者にして追い出す。仲間はずれにする。「グループから―・される」
3 そろばんをはじいて計算する。「総額を―・す」
4 費用を工面する。「遊ぶ金を―・す」
セラミック
陶磁器。窯業製品。セラミックス。
セラミックス【ceramics】
成形し焼成して得られる無機物質からなる製品。陶磁器・ガラスなどの窯業製品の総称。最近は炭化物や窒化物などの耐火性物質も作られ、ファインセラミックスとよばれる。
セラミックス【ceramics】
成形し焼成して得られる無機物質からなる製品。陶磁器・ガラスなどの窯業製品の総称。最近は炭化物や窒化物などの耐火性物質も作られ、ファインセラミックスとよばれる。
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